早速、バックアップサーバにディスクを追加したので手順を書いておくことにする。
- 追加する HDD を PC に接続
今回は、Secondary のマスターに接続されている DVD-ROM ドライブを外して、HDD を接続した。つまり、Secondary の Master に HDD を接続
なお、この PC には物理的に HDD (3.5 inch ドライブ) が 1 台、光学ドライブ (5 inch ドライブ) が 1 台しか接続できないので、光学ドライブを外して、脱着式の HDD ユニットを接続した
- PC を起動して、接続した HDD がどのように認識されているかを確認
# dmesg
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hdc: max request size: 512KiB
hdc: 320173056 sectors (163928 MB) w/7936KiB Cache, CHS=19929/255/63, UDMA(100)
〜
hdc として認識されているようだ
- cfdisk で HDD の全エリアに 1 つのパーティションを作成
Name Flags Part Type FS Type [Label] Size (MB)
----------------------------------------------------------------
hdc1 Primary Linux 163921.61
- ext3 でフォーマット
# mke2fs -j /dev/hdc1
- とりあえず、適当なところにマウントして、今のファイルを移動する
# mount /dev/hdc1 /home/user/work/mnt
# chown -R user.user /home/user/work/mnt (← マウントしたディレクトリのユーザを変更)
# su - user
$ cd /home/user/mp3
$ mv * /home/user/work/mnt
〜
- 一旦アンマウントする
# umount /dev/hdc1
- /etc/fstab を書き換えて、起動時に自動でマウントされるようにする
# /etc/fstab: static file system information.
#
#
〜
/dev/hdc1 /home/user/mp3 ext3 defaults 0 0
〜
- マシンを再起動して /home/user/mp3 に追加した HDD がマウントされていることを確認
※ /etc/fstab の各フィールドの簡単な説明
- <file system>
マウントするブロックデバイスやラベル
- <mount point>
マウントポイント
- <type>
ファイルシステムの種類
- <options>
マウントオプション
- <dump>
ファイルシステムをdumpする必要があるかどうか
0, blank ==> dump 不要
- <pass>
システム起動時にfsckチェックを行うかどうか
0 ==> チェックしない
1 ==> ルートファイルシステムでチェックを行う
2 ==> ルートファイルシステム以外でチェックを行う
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